アーリーラーニング(3歳~5歳)

カリキュラム概要

当校のアーリーラーニングセンターのカリキュラムは、子どもたちの好奇心・創造力・学ぶことへの喜びを育むことを目的に設計されています。遊びを中心としたアプローチを通して、子どもたちは実際に手を動かしながら、物語やごっこ遊び、自由な発見を通じて周囲の世界を探究していきます。楽しみながら学ぶ体験の中で、読み書きや数の基礎も自然と身につき、将来の学びの土台が築かれていきます。構造的な指導と想像力を活かした探究をバランスよく取り入れながら、自信をもち、探究心にあふれた学び手として、次のステップへと羽ばたく力を育んでいます。

読書と作文への親しみを育む

KAISエレメンタリースクールのランゲージ・アーツプログラムでは、アメリカのCommon Core Standards(共通教育基準)に基づき、包括的でバランスの取れた基礎を築きます。幼児期にはフォニックス(音素認識)、単語の識別、運筆スキルの発達に重点を置き、リテラシーの第一歩を支援します。学年が進むにつれて、語彙力、文法、読解力、作文スキルを強化し、ワークショップ形式の指導を採用することで、生徒一人ひとりのニーズに合わせた学習が可能になります。

私たちの目標は、生涯にわたる読者・作家を育てることです。単にリテラシーのスキルを身につけるだけでなく、言葉を通じて世界を探求することに情熱を持つ子どもたちを育成します。技術的なスキルと物語や情報への興味をバランスよく伸ばし、自分の考えやアイデアを自信を持って伝えられる力を養います。これにより、将来の学びの成功へとつなげていきます。

数学的思考力を育む

KAISでは、シンガポール数学(Math in Focus)を採用し、アメリカのCommon Core Standards(共通教育基準)に準拠した学習を提供しています。このプログラムは、数的思考の基礎をしっかりと築きながら、基本的な算術から高度な問題解決スキルまでを習得できるよう設計されています。

シンガポール数学では、具体物-図式-抽象という「具体的→視覚的→抽象的」の段階を踏むアプローチを採用しており、実際の操作活動から視覚的モデルを通じて、最終的に抽象的な概念へと発展させます。この方法により、生徒は深い概念理解を築きながら、より高度な数学の応用へと進むことができます。私たちの目標は、数学を楽しみながら挑戦できる自信に満ちた問題解決者を育てることです。生徒たちは、現実世界の課題に数学を応用することを奨励され、学びを実生活と結びつけながら取り組みます。これにより、数学をより身近で魅力的なものとして捉えられるようになります。

科学の不思議を探求する

KAISエレメンタリースクールの科学プログラムは、Next Generation Science Standards(NGSS)に基づいており、科学リテラシーとプロジェクト型学習を組み合わせた実践的なアプローチを重視しています。生徒の自然な好奇心を育み、身の回りの世界についての疑問を持ち、探究と実験を通じて答えを見つけることを奨励しています。

カリキュラムでは、協働学習を重要視し、グループワークを通じてチームワークを養いながら科学の概念を深く理解できるよう設計されています。生徒たちは、実験リサーチ、プロジェクトに積極的に取り組み、科学への情熱を引き出す活動を行います。こうした学びは、理論だけでなく実際の体験を通じて得られるため、より実感を持って理解し、楽しむことができます。

探究型学習と実践的な応用を融合させることで、生徒たちは科学の基本原則をしっかりと身につけるとともに、発見することへの喜びを育むことができます。

自分を知り、世界を理解する

KAISエレメンタリースクールのでは、生徒自身とそのまわりの世界について理解を深めるための、対話的で参加型の学びを大切にしています。探究型のさまざまなアクティビティを通して、異なる文化や伝統、地理的地域について学び、人間の多様な営みや豊かな価値観への理解と敬意を育んでいきます。

私たちのカリキュラムは、子どもたちが視野の広い国際感覚を持つ人材へと成長することを促し、地域社会や国際社会の責任ある一員として行動することの大切さを伝えています。人権や社会的責任といった概念を学ぶことで、生徒たちは共感力や意識を育み、社会に前向きな影響を与える力を身につけていきます。

実社会とのつながりや協働型プロジェクトを通じて、生徒たちは知識を深めるだけでなく、批判的思考力も磨いていきます。

日本語と文化の探求

KAISエレメンタリースクールにおける日本語プログラムは、日本語を母語としない生徒と母語とする生徒の両方を対象としており、日本語と言語文化への理解と敬意を育むことを目的としています。

日本語を母語としない生徒には、基本的な言語スキルを身につけながら、日本の豊かな伝統や習慣に触れるカリキュラムを提供しています。体験型のアクティビティや文化的な体験を通じて、生徒たちはこの国との本質的なつながりを育んでいきます。

日本語を母語とする生徒には、読解力、作文力、漢字力を高めるための発展的なコースを用意しています。これらの授業は、言語能力を強化するだけでなく、自国の文化的背景への理解も深めます。

自信・体力・持久力を生む

KAISエレメンタリースクールの体育プログラムは、生涯にわたる健康とフィットネスの基盤を築くことを目的としています。移動運動(ロコモーション)、非移動運動、操作運動などの基本的な身体スキルの発達を重視し、自信、体力、持久力を養います。生徒たちは多様なアクティビティを通じて、さまざまな動きを体験しながら体力を向上させ、運動の楽しさを発見します。

また、生徒は協力型ゲームや個人チャレンジに取り組むことで、自分の限界に挑戦し、目標を設定し、忍耐力を身につけることができます。

データに基づく学習

KAISの個別対応ラボクラスでは、i-Readyプログラムを活用し、生徒一人ひとりのニーズに応じた学習を提供しています。この適応型学習プラットフォームは、アメリカのCommon Core Standardsに準拠しており、読解と数学のスキルを個別に強化できるよう設計されています。

このプログラムは、まず診断テストを実施し、生徒の現在のスキルレベルを評価した上で、適切な学年レベルに配置します。その後、生徒の習熟度に応じたカスタマイズされたレッスンが提供され、理解が不十分な部分を補強し、先を進む生徒にはより高度な学習を提供します。学年度を通じて3回の診断テストを行い、貴重なデータを収集することで、生徒の進捗を継続的に把握し、効果的な学習サポートを行っています。

感情知能(EQ)を育む

KAISのソーシャル・アウェアネスプログラムは、 生徒の社会性と感情の発達(SEL: Social-Emotional Learning)を支援し、 生徒の人格形成に取り組み、  人間間関係スキルの向上を目的としています。成長段階に応じたレッスンを通じて、生徒たちが自身の発達に関係する重要なトピックを学べるよう設計されています。

アクティビティやディスカッションを通じて、 生徒たちは対人スキル を身につけ、仲間や大人と効果的に関わる力を養います。  カリキュラムでは、自己認識を促し、感情が行動にどのように影響を与えるのかを理解することを重視しています。また、自己調整力を育み、さまざまな状況において自分の感情や反応を適切に管理する方法を学びます。

このプログラムを通じて、生徒たちは 自信・共感力・回復力を備えた人材へと成長し、社会の中で円滑に関係を築き、充実した人間関係を築くための基盤を身につけていきます。

研究に基づく教育アプローチ

見える学び

KAISは、ジョン・ハティ氏の「ヴィジブル・ラーニング(Visible Learning)」の研究に基づき、さらにCorwin社とともに3年間にわたる「スクール・インパクト・プロセス」に取り組む中で、指導アプローチを抜本的に見直してきました。これにより、生徒の成長と学習成果に最大限の効果をもたらす教育実践を実現しています。KAインターナショナルスクールは、日本で初めての「ヴィジブル・ラーニング・スクール」となることを目指しており、教室の中で確かな成果を上げてきた戦略やツールを実際に導入・活用しています。

KAISの教育アプローチはデータに基づいており、生徒の成長を支えるために、振り返り・評価・フィードバックのプロセスを継続的に行っています。このサイクルを通じて、学びの質を高め、生徒が自立して学び、自らの学習を評価できる力を育てています。私たちは、失敗を歓迎し、それを学びのチャンスとして捉えられる環境づくりを大切にしています。そして、教師全体の協働的な指導力こそが、生徒一人ひとりの学習成果を高める鍵であると信じています。

KAISにおける質の高い教育は、生徒主体の学びを軸とし、生徒が自らの学習に責任を持てる環境を整えています。この教育モデルでは、批判的思考、創造性、問題解決能力を重視し、常に生徒の進捗を評価し、その結果を基に指導方針を改善していきます。最終的に、KAISの教育は生徒にとって魅力的で意義があり、21世紀の世界で成功するために必要なスキルと能力を育てることを目指しています。

安全で思いやりのある学習環境の構築

Love and Logic®アプローチ

KAISでは、生徒一人ひとりが安心して成長できる、あたたかく支え合う学習環境づくりに力を入れています。強いコミュニティ意識と家族のような雰囲気を育むことで、互いの関係が深まり、最大限の可能性を引き出し合えるようになります。そのために、Jim Fay氏とDavid Funk氏によって開発されたLove and Logicの原則を教育に取り入れています。

Love and Logicは、教室運営と生徒の成長を支える力強いアプローチです。この手法は、生徒が自分で選択をし、その結果に自然に向き合うことを大切にしながら、あたたかく支え合う環境の中で自立心と責任感を育てることを目的としています。 共感と思いやり、そして責任を持たせることのバランスが、生徒の主体的な責任感を育て、自己コントロールや問題解決といった、人生に欠かせない力を身につけることにつながります。

Love and Logicでは、生徒に選択肢を与え、自分で考えて決断する力を育むことで、自立心と感情面でのしなやかさ(レジリエンス)を養います。教師は思いやりのあるガイドとして、生徒が困難を乗り越えられるよう寄り添いながら、自分の行動に責任を持つことの大切さを伝えます。このアプローチは、教室内に前向きで互いを尊重する雰囲気を育てるだけでなく、生徒が学業面・生活面の両方で自信を持って取り組むための力を身につけるサポートにもなります。学校の中だけでなく、将来にわたって活かせるスキルを育てていきます。

KAISエレメンタリースクールの学校生活

未来を担う 子どもたちを育む

Elementary School
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